戯画医出亜

新井紀浩 の電子漫画をせっせと描き、なんとかUPしていこうとたくらんでいるパソコンと電子書籍のブログ。

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インディ&サークルプロジェクト 

 


 ふと思った。

個人で電子漫画を売ろうとしても、おのずと限界がある。
当然である。
個人での出版は作品作りからプロモート(営業活動)までの一切を自分が責任を負わなければならない。
だからこそ自由だし、そんな電子漫画の世界は自分の描きたい作品を少数派ではあるが、強烈なファンを獲得したいとの野望をもつ俺は魅力を感じる。

しかし、

  やはり個人で、しかも知名度ゼロからのしあがっていくのはとても時間がかかるし、なにしろきついw


 どうすればいいか?そこをふと考えた。およそ1年ほど(笑)。


 で、やっとこさ思いついたアイデアが、『サークルを作りやすい環境を整備して、販売を促進しやすくすればどうか?』との、とりあえずの結論であった。

 つまり、こういうプランを思いついたのだ。




 インディ&サークル プロジェクト

 まず、
電子書籍のコンテンツサイトを作って、そこに個人のクリエイター達に手持ちのコンテンツをアップしてもらう。
これが単品で売れれば印税率は70%。
ここまでは、どこにでもある、電子書籍の委託サイトと同じだが、ここに新しい手法を用いたい。

 サイト内での電子雑誌群構築である。

  コンテンツの著者には自らの作品を他人が作った電子雑誌に掲載されるのを許可するかどうかの設定をお願いする。
 この設定は作品によって、またはクリエイターの方針にそって変えられるようにしておく。たとえば、中には成人向けの雑誌には自分の作品を載せてほしくないと考えるクリエイターもいるだろうし、その作品はまだ製作されて間もないため、まだ単品でも売れると判断された場合、他人の電子雑誌への掲載を禁止するなど、理由は様々だろうが、とにかく、どのような条件がそろえば他者の雑誌に載せてもいいかの判断をクリエイター自らが前もって行っておく。

 この電子雑誌は誰がつくるのか?
ある場合は1クリエイターが自分の作品を売るために他のクリエイターと組んで販売を促進させることを目的として行われるだろうし、またある場合は創作はできないが、モノを売る営業力に自信のある者がそれを作るだろう。それぞれに理由はあるとしても、ともかく、電子雑誌はサイト内に無数に作られ、そこに個人のクリエイターがつくった作品が掲載されていく。

 下の図を見ていただけるとわかりやすいだろうか?

同人コミュ図1
 
図1 電子雑誌と個人の作品の関係

 当然のことながら、コンテンツの権利者である個人のクリエイターは最低の印税の金額を設定できる。また各種の条件が自分のカラーと雑誌のそれが合わないと判断された場合など、コンテンツの提供を許可しないなどの判断を下せる仕様にする。

 更に、総売り上げを権利者で分配するという構図では、人気のある作家が一方的に損する。
人気作家の作品は雑誌の売り上げに相当貢献するにもかかわらず、不人気な作家と平等というのでは個人でコンテンツを売った方がいいという話になってしまう。これではまずい。
 そこで、最低印税と共に『閲覧印税』なる制度をつくる。

 雑誌の購入者がその雑誌に掲載されている作品全てを読むとは限らない。当然上記にあげた人気作家の作品はみな読むだろう。そうでない作家のソレは、読む者とそうでない場合が顕著だ。
そこで、閲覧された回数が多い者順に閲覧印税が発生する。

 再び図で説明すると以下の通り。

同人コミュ図2


 図2 人気作品に対する印税分配の優遇

 さすがに雑誌作ってそれを売ろうとする者が40円という価格を設定するとは思えないが(笑)、わかりやすくするために上記のような価格設定の例を出してみた。

 また、図では、1本40円の価格のうち、最高で20円分が印税に支払われるという計算になるが、残りはサイト側や雑誌のオーナーの取り分として計算してある。念のため言っておくと、約半分がマージンというのはさすがにクリエイターから見ればボッタクリなので、実際はこのパーセンテージよりはマージン率は低くなっていく。
上記の図ではわかりやすく説明するためこのようにした。

 さて、この制度のいいところは、

 人気作家と、オーナーと、読者と、そして駆け出し作家、全ての者に多大なメリットがある点だ。

 順に説明していく。


 人気作家のメリット
すでに人気のある作家は個人で十分な売り上げが見込めるため、このような雑誌にコンテンツを提供するメリットは一見少ない。しかも、個人で売る場合と雑誌で売る場合ではトータルの印税がだいぶ違ってくる。
 複数の作家が混在する雑誌で、個人の電子出版と同じ印税を求めようと雑誌のオーナーが考えると、雑誌全体の価格はものすごいことになってしまう。当然のことながら、人気作家さんには印税の希望価格を下げていただくことを奨励するわけだが、なにも最新の作品を安く売って欲しいとお願いするわけではない。
古いコンテンツで十分なのだ。

 すでにWEBや各種販売委託サイトで無数のコンテンツを発表している作家さんは、おそらく膨大な数のコンテンツを持っているかもしれない。中にはシリーズモノを精力的に発表していらっしゃる人もチラホラ見かける。しかし、彼らにとって悩みどころなのは、まず古いコンテンツが売れなければ最新のものも売れてこない。
当然である。話が続いているシリーズものは1話から順に読んでいかなければ最新を読めないではないか!
そのため、中には古い話を無料で公開しているなどの涙ぐましい努力をしていらっしゃる人もいる。
この古いシリーズものの古い話数を、上記に提案している電子雑誌に提供してみてはいかがだろう?
少ないとはいえ、わずかに印税が発生するし、最新のコンテンツを売るための新規の読者を獲得する機会が与えられる。

 また、この印税は、個人で売る場合と雑誌からの印税は額が一致しない方式を取る。つまり、個人で売れば70円の印税が得られるが、雑誌からだと最高で20円とか。これは作家がそれぞれ設定できるようにしておく。

 これがまず、人気作家のメリット。


 駆け出し作家のメリット
これはもう言うまでもないだろう。人気作家に便乗して自分の作品が読まれることが期待できる。
 読者が雑誌に支払うお金は、雑誌に掲載された全ての作品を読んでも変わらないという方式にしておけば、もしかしたら駆け出し作家のそれを見知らぬ誰かが読んでくれるかもしれない。そうなれば、わずかながら駆け出し作家の未来に必ずつながっていくはずだ。


 オーナーのメリット
雑誌のオーナーが、自らの作品を売るために、人気作家と組みたいと考え雑誌創設を行う場合もあるだろうし、上記に書いたように、創作はできないが、営業に自信がある者がソレを創設する場合など、オーナーの事情も様々あるだろう。ともかくも、オーナーは雑誌の売り上げからマージンを取り、それが彼らのギャラになる。
また、コンテンツとコンテンツの間に自身が書いた記事なども発表できる。


 読者のメリット
ここは一番大切にしなければならない。
やはり雑誌中で好みの作家が何人かいれば読者はその雑誌を買うかもしれない。また、そこに未知の、そして良い作家を発見することができれば、サイト運営者としてはうれしい。








 ここまではどうだろう?
おそらくこれでは、WEB上にすでに存在する雑誌的なモノと変わらないとの印象を持つ人も多いだろう。
そこで、本アイデアの目玉ともいうべき機能を紹介する。


 コンテンツの複数提供制度だ。

 たとえば、クリエイターAの「ケセランパサラン」という作品がシリーズモノで存在したとする。
ケセランパサラン1話を雑誌1で掲載すると、ここからクリエイターAは印税を得るわけだが、このケセランパサラン1話は雑誌1だけに発表されるというわけではないのだ。
 人気のある作品は様々な雑誌オーナーが掲載したがるだろう。だからこそ、複数の雑誌でこのケセランパサラン1話を無数の雑誌で掲載されるという、商業誌では絶対にありえない現象が起こる。
 この制度のメリットは、サイト全体のコンテンツの不足によって、雑誌が作れないなどの停滞が防げるといったことや、クリエイターAにしてみれば、複数の雑誌から印税が集まってくるなど、全体的に良好なコンテンツ提供関係が築ける。

 ただ、問題なのは、この制度を使って無数の雑誌オーナーが、似たようなクリエイターの作品を組み合わせるという可能性がある。
つまり、読者が新しい雑誌を買ったのに、ほとんどすでに読んだことがある作品だったとかいう不具合が起こるかもしれない。
これを防ぐため、作品自体にIDを振っておき、読者が雑誌を購入する前にすでに購読した作品が何本その雑誌に掲載されているかを確認できるシステムにする。
 この機能があれば、雑誌オーナーは人気のある作家ばかりを極端に組み合わせて雑誌を作ろうとしないで、誰も知らない新しい作家を精力的に探そうと努力するかもしれない。

 ここまで、とりあえず思いついたことを書いてみたが、本ブログの読者さんはどう思うだろうか?
このような特徴を持ったサイトがあれば、クリエイターさんはコンテンツを提供してみたいと思うだろうか?
また、読者の視点からみてどうだろう?そんな電子雑誌があれば買ってみたいと思うだろうか?

 広くみなさんの意見を聞かせていただきたい。


 Twitterや下の掲示板などにご意見くださるととてもうれしい。


 新井のTwitterアカウント @gigaidea
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category: 漫画製作

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コメント

 

雑誌掲載数

こちらでははじめまして。
Twitterではお世話になっています。
御月と申します。

Twitterからブログ読ませていただいて、面白そうな企画だなとは思いました。

ただ、やっぱりひとつの作品の掲載できる雑誌の数は、多少制限を掛けた方が良いように思いました。

購入する側としては、買った事のある内容が入れば入るほど購入のモチベーションは下がるし、損をした気持ちになると思います。そうなると必ず雑誌より単品で買う希望が高くなるので、雑誌の売上自体が下がる傾向になり、企画が倒れる可能性につながると思います。
(作品単独の販売がなければ、購入者側から希望が出ると思います)

漫画をほぼ描かない人間が考えた意見ですが、ご一考いただけましたら幸いです。

ちなみに、書籍は漫画に限りますか? ノベルも含み?


御月 砂夜 #- | URL | 2013/05/12 14:33 | edit

ああ、コメントありがとうございます。ここ二日ほどサーバーのインストールやらドメインの取得やらDNSへの登録だのいろいろやっててブログ更新してませんw
ご指摘のように、複数のコンテンツ提供に関しては、いいアイデアをその後思いつきましたので、発表までお楽しみにw

もちろんやる場合は漫画コンテンツに限らずやっていきます。ノベルだってはずせないですよ。あと音楽や写真や、普通の情報系の記事なんかも考えてます。
問題は映像ですよ。あれはちょっとファイルサイズがばかでかくなるんで、ストレージ容量食いそうですから、今悩んでます。

gigaidea #- | URL | 2013/05/12 19:29 | edit

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